【島根県の温泉】
おいらの愛する千原温泉をはじめ・・・
温泉街ごと世界遺産になっている温泉津や、
入る印象と飲む印象の違う湯村温泉湯乃上館や、
間欠泉の木部谷温泉など、濃くて個性ある温泉王国です。
島根の温泉の素晴らしさを知ってから、
毎年のカレンダーは島根×鷹の爪をお取り寄せしてます。(笑)
さらに・・・
コーヒーやお茶など香り重視で使いたいお水は、
島根のミネラルウォーターを愛用してる毎日~。
※島根県のページは、容量が多い為に2ページ目もあります。
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愛する【千原温泉】です!!
三瓶山のふもとから少し離れた場所にある秘湯です。
松江道からでは行きづらいです。(残念)
国道54号線から、それなりに入った位置にあります。
川のせせらぎが心洗われる気持ちにさせてくれます。
インテリアもセンス良くて素敵です。
川と同じ高さの浴室の温泉は見事な茶色です。
炭酸ガスも勢い良くボコボコ音をたてています。
女将さんが言うには、この濁りを見て入らずに帰るお客さんもいるそうなのだとか。(汗)
※2015年末で、女将さんが辞めてしまいました。
思い入れのある温泉では、初めての経験でショックな出来事でした。
女将も温泉を楽しむ要素の一つであると再認識しました。
今は、優しそうな老夫婦の方々が管理しています。
~千原温泉の泉質~
含二酸化炭素-ナトリウム 塩化物 炭酸水素塩泉 34.5℃
浴感は、入った瞬間分かる体が飛び上がって喜ぶ感覚!!
泉温低いけど、炭酸ガス&濃さで段々ポカポカしてきますよ。
(不思議)
足元湧出で、下は板張りとなっています。
優しい肌触りで居心地も素敵です。
温泉だけでなく・・・
炭酸ガスもプクプクプク、ボコッ!と音をさせながら大量に絶えず出る事で、
お尻もくすぐられまくる状態です。
さらに川の流れる音まで聞こえて、
【無】になれそうな気持ちになれます。
飲むとダシ味効いて、もの凄い味がしますわ~。
塩分、鉄分、炭酸が濃厚なところでベストバランスです。
泉質が良いんで、他のお客さんとの会話も弾みやすいですね。
こんなに濁っているけど、目を洗う人も多いです。
(確かに目の疲れがとれる気がする・・・ )
アトピーにも良いと常連さんが話していました。
基本は30分~1時間と決められてますが・・・
部屋休憩付きの5時間コース時に1時間30分越え
(もしくは合計2時間以上)すると、
【別世界】が見えてきます。
ありえない肌の調子の良さや、体が軽くなる感覚!!
少し位の不調なら、完調する勢い!!
寒い時期の上がり湯の五右衛門風呂も源泉を沸かすので、これまた格別です。
源泉温度低いので、夏場も汗かかずに負担無く入れるのも良いですね。
長文すいません・・・
あまりに好きなんで・・・
【お問い合わせ先】
千原温泉 0855-76-0334
営業時間 8時~18時
定休日 木曜日
料金 500円
5時間 1200円
(休憩室付き)
飲泉持ち帰り 1L 100円
炭酸ガスが出すぎて苦しくならないように、扇風機を回す事も・・・
涼しい季節のみ、源泉を沸かす五右衛門風呂があります。
薪の香りも素敵。
体の芯まで暖まってまさに極楽~ですよ。
休憩5時間の場合、2階の部屋を貸してくれます。
こんなにいい環境ですよ~。
部屋はこんな感じで。
すぐ横を流れる川のせせらぎがBGMです。
飲用の源泉は別で、受付を済ませて奥に向かいます。
ここです! ここです!!
下の出てる場所からすくいますよ。
汲んでもこんなに濁っています。
飲んでも凄い味するし、使い方に悩む位ですね。
これは、薬と思って使用するモノだと思います。
常連さんから火傷や虫さされのぬり薬として使うと聞いた事あります。
湯豆腐が良いそうです。
ダシ味活かした鍋料理が良さそうですね。
個人的には、お米を炊くと良いと思います。
塩分&ダシ味で、具無しの混ぜご飯風味ですな。
元気が足りない日のパワーフードにどうぞ~。
次は、口コミの良い湯村温泉の湯乃上館です。
なんとも趣のある通りを抜けて・・・
愛車のオレンジがめっちゃ映えますね!(嬉)
こちらの旅館湯乃上館は、浴室を旅館に持たない湯治場スタイルとなっています。
ここは湯村温泉の元湯なんです。
晴れの日が似合う美しい内湯です。
コップがありますが、ここの温泉は飲泉可能なんですよ~。
あちこちから、源泉がドバドバかけ流されています。
一度桶に受けてから、浴槽に流される個性的な造りとなっております。
渓流の流れも美しくて素敵ですね~。
シーズンの夜には、蛍を眺めながら入浴なんて事も・・・
~湯村温泉 湯乃上館の泉質~
アルカリ単純泉 43℃
浴感は、柔らかく優しくてさっぱりしてます。
アルカリ泉なんで、肌もツルツルしますよ~。
源泉かけ流しらしく、よく温まりますね。
小ぶりな露天は内湯からお湯がひかれるので、少々ぬるめとなっています。
飲泉をわけてもらうには、旅館の人にお金を払って蛇口を借ります。
こちらが旅館からの風景です。
普通の水道っぽく見えますが、湯船に入れる位の熱さですよ~。
アルカリイオン水感覚で飲めますが、浴感より重厚な感覚があります。
入浴の感覚と飲泉の感覚のギャップが素敵だと思います。
何に使用しても合うと思うので、お好みで使ってみて下さい。
使い続けてみると、自分にはコーヒーとの相性が抜群に思うようになりました。
派手さは無いものの、香りとコクの絶妙なバランスが特徴ですね。
足湯もあります~。
外にも中にもくつろげる椅子がありますね。
同じ雰囲気の貸切の家族風呂もあります。
夜は夜で、美しいですよ。
【お問い合わせ先】
湯乃上館
0854-48-0513
日帰り営業時間
10:00~21:00
定休日 不定休
料金 350円
家族風呂
1080円(50分)
飲泉 1L 100円
お次は、間欠泉の木部谷温泉松乃湯です。
木部谷温泉は、島根と広島と山口の県境近くにあります。
中国道で言えば、六日市インターですね。
松乃湯は、こんなに静かな環境の中にあります。
あまりに成分が濃い為、長時間入浴していないとカルシウム膜が浮いてしまいます!
レバーを開けると、冷たい源泉が勢い良く出て来ます!
源泉は、ご覧の通りの透明です。
時間が経つと茶色に濁りますよ。
~松乃湯の泉質~
含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 21℃
浴感は、見た目よりは優しく温まる印象です。
濃さは千原温泉で圧倒されているので、
それを知っていると優しいと思ってしまいます・・・ (汗)
味も塩分&鉄分&炭酸&カルシウムの味がしますわ。
それでも、単純温泉しか知らない人なら十分驚けるレベルですね~。
療養泉として、十分過ぎるスペックはあると思います。
このハンドル回すと、蒸気が出て浴槽を温めます。
循環しないで・・・
しかも温泉成分を最小限にしか傷めないで済む素晴らしい温め方ですね~。
もし他の人がいなければ、最初は体温以下で体の負荷少ないように長湯をして・・・
出る時は、しっかり温めて・・・
そんな理想的な入り方もできます。(凄)
大きめな休憩所では、畳でごろりとできます。
島根の山の中にあるからか、こたつを出してある期間が長めですよ。
全国的にも珍しい間欠泉は、裏山を少し登った所で見る事ができますよ~。
昔は、源泉の量が少なくてこの小ぶりの浴槽でした。
ボーリングをして、間欠泉が出るようになったそうです。
25分に1回湧き出る間欠泉です。
ボコボコ!と勢い良く溢れ出ますよ~。
ここは、宿泊用の新館です。
建物が新しくても、療養泉設定の価格でリーズナブル。
一泊二食付き7500円。
部屋は、簡素ながら綺麗ですね。
料理は、細かい所に
おやっ?と聞きたくなるような工夫がちらほらと・・・
元教師の気さくな女将が説明をしてくれます。
また、女将のキャラが素敵でね~。
適度な距離感とか、接客の神だと思いますよ。
いろんな人に会っていますが、かなりインパクトある女将ですね。
焼き物もイケますよ。
宿泊明けのすがすがしい朝~。
空気も美味しいです。
【お問い合わせ先】
木部谷温泉 松乃湯
0856-79-2617
日帰り営業時間
7:30~19:30
定休日 6,16,26日
料金 400円
続きましては・・・
温泉街全体が世界遺産となっている温泉津のお話です。
山陰独特の石州瓦の街並みの中にあります。
オレンジ好きには、石州瓦の渋さがたまりません!!
まさに、凍害に強い機能美ですな~。
あえて明るすぎない早朝にパシャリ♪
渋いとこ、もういっちょ。
路地裏は、独特な雰囲気ですね~。
旅館も建ち並んでいます。
わざと車を遠くに止めて散歩も楽しむのが、自分の温泉津スタイルです。
なんて・・・
やってると泉質の良さが口コミで評判の薬師湯に到着しました。
番台を抜けた入り口の風景ですね~。
~薬師湯の泉質~
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 45.9℃
見た目から、タダモノで無い雰囲気の浴槽です。
雰囲気のイメージを裏切らない浴感ですよ。
湯温もちょい高め!
成分も濃いめ!!
あたたまり過ぎて長湯も難しいですね。
飲んでみると、塩化物に鉄分ミネラルの濃い味がします。
それでも、何度も出たり入ったりを繰り返しちゃいますね~。
パワーが凄い為、たまに湯あたりしてしまうお客さんも多いのだとか・・・
薬師湯の名は伊達じゃないです!!
家族湯の脱衣所ですね。
脱衣所の鏡がレトロな感じを演出します。
あまりにパワーあるお湯なので、イオン水もありますよ。
こぶりながらも・・・
薬師湯の泉質を独り占めできますね~。
古い木造の階段を登ると、休憩するスペースがあります。
階段の踊り場に、かなり素敵な絵があります。
見るだけで癒されますね~。
屋上に無料で飲めるコーヒーもあります。
(しかも美味)
さらに、このたくさんの絶景オレンジ!
ご機嫌になるの間違い無しですなっ!!
薬師湯の隣は、大正ロマンな雰囲気の震湯カフェとなっています。
名物の奉行飯も地味に美味しいですよ~。
【お問い合わせ先】
薬師湯 0855-65-4894
営業時間 8:00~21:00
土日祝 6:00~21:00
(貸切湯) 8:30~21:00
土日祝 6:30~21:00
定休日 不定休
料金 350円
(貸切湯)40分 650円
今度は、すぐ向かいにある熱くて有名な元湯です。
あえて快晴時の外観を選んでみました。
かなり味のある脱衣所です。
これまた雰囲気ある浴槽ですね~。
右側の浴槽が激熱の浴槽ですよ。
(この日は48℃)
まずは、真ん中から入りましょう。
(この日は44℃)
【熱い上に濃いっ!!!】
温度以上に熱い体感ですね。
味覚も塩分&鉄分の濃いお味です。
真ん中の浴槽は、慣れればなんとか入れる感じでしたよ。
しかし、別府で熱湯の経験積んでも・・・
この日の熱い方の浴槽は、一瞬しか座れませんでした。(爆)
~元湯の泉質~
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 49.6℃
お湯も緑がかって綺麗です。
熱いケドね・・・。
熱い湯好きの方々、存分にお楽しみ下さい。
それにしても、スタイリッシュなグレーの壁が独特でこれも綺麗ですね。
析出物の凄さを寄って撮影してみました。(凄)
この濃さに熱さのパワー!
独特な雰囲気といい、さすが世界遺産の温泉ですね~。
【お問い合わせ先】
長命館
0855-65-2052
営業時間
8:00~11:30
14:00~19:30
(土日祝)8:00~19:30
※早朝は、番台に料金置けば入れるそうです。
定休日 不定休
料金 370円
温泉街周りには、漁港も隣接しています。
独特な風景が広がりますね。
この曇った感じ、山陰の海の雰囲気がよく出ていると思います。
お次は・・・
炭酸泉ファンに有名な泡付き&浴感が抜群な小屋原温泉 熊谷旅館です。
自然豊かな三瓶山のふもとにあります。
夏は登山、冬はスキーとレジャーも楽しめますよ。
大人数で温泉を楽しむ場合は、三瓶温泉のさんべ荘がおススメですね。
旅館の周りは道が細くてアクセスが大変ですが、それも旅の醍醐味。
(秘湯気分がアップ!)
曇った雰囲気も日本海の島根ウェザーですな。
この風情ある廊下は、テンション上がりますよね~。
4部屋の貸切スタイルとなっています。
ネットで検索すると、
場所によって味などお湯が違うと見ましたが・・・
他の部屋が全部空いていたので全ての部屋をテイスティングしたけど、
自分には違いは感じられませんでした。(汗)
一番浴槽が小さくて、鮮度が良さげなこの部屋をチョイス。
浴槽は小ぶりながらも、浴室の天井も高くて開放感がありますよ。
~小屋原温泉の泉質~
含二酸化炭素・ナトリウム・マグネシウム-塩化物・炭酸水素塩泉 37.8℃
お湯もほぼ透明で薄く白く濁る程度なのに・・・
浴感は、身体が喜ぶ感覚!
お湯の方から訴えてきますね。
泡付きも抜群に良いです。
有名なラムネ温泉にも負けていません!
どうしても千原温泉の濃さと比べてしまうし、
泡付きにはそんなに魅力を感じない事もあり・・・
自分の中で過小評価をしてしまいます。
ただ、湯巡りを繰り返して経験値を上げてから改めて味わってみると、
やっと小屋原温泉の素晴らしさが分かりました。(遅っ)
源泉は確実にかけ流され続けています。
析出物もたっぷり付着して、そこからも歴史を感じられますね。
【お問い合わせ先】
熊谷旅館 0854-83-2101
定休日 不定休
日帰り入浴営業時間
9:00~16:00
(宿泊者いる時は14:00まで)
料金 500円(1時間)
有福温泉街にやって来ました。
独特の鄙びた雰囲気が素敵ですね。
ただ・・・
洪水が多い地域なので、旅館経営も大変だそうです。
大好きだったオシャレカフェの有福カフェも・・・
2017年3月に閉店しています。
坂の上に御前湯がたたずんでいますよ。
大正ロマンな建物ですね。
歴史を感じる番台です。
~御前湯の泉質~
アルカリ性単純温泉 47℃
透明で、浴感には派手さはありません。
味も濃さを感じませんが・・・
長湯をしていると、熱さで赤くなりますよ。
しっかり温まって、汗が止まらなくなります。
地味ながら、パワーがあるのが魅力ですね。
静かな有福温泉ですが・・・
昼間は地元のお爺ちゃんがひっきりなしに訪れますよ。
愛されているからこそでしょう。
老舗旅館の横にさつき湯もあります。
浴槽もこぶりで、雰囲気を変えて入浴したい時は良いですね。
大好きな石州瓦がなんとも素敵なやよい湯です。
二人入ればいっぱいな浴槽です。
ぬるめでパワーは感じられませんが、汗はしっかり出ますよ。
ぬるめが好きなら、やよい湯やさつき湯を楽しむのもアリですね。
今度は、ラジウム含有量が日本一の池田ラジウム鉱泉です。
老人ホームのさわらび苑の隣なので、
さわらび苑の看板を目印に行けば迷わずに辿りつけますよ。
民家風な造りの建物ですが、玄関から中はとても綺麗にしてあります。
家族風呂方式の浴室が一つしかないので、
先客がいる時はここでくつろぎながら待ちます。
お茶も自由に飲めますよ。
居心地が良いと思ったら、天井が高くて開放感があります。
浴室は、蓋がしてあります。
はやる気持ちを抑えて外しますよ~。
黄金色の鉱泉とご対面です!
味は、塩分と炭酸と微量な鉄分な風味ですよ。
色と同じ位のイメージの濃さです。
浴感は、見た目とは裏腹に柔らかくて優しい印象ですね。
泉質の良さを感じる体が喜ぶ感覚もあります。
元々冷たい冷泉をラジウムが飛ばないように、
最小限の蒸気で温めるので・・・
ぬるめですよ。
~池田ラジウム鉱泉の泉質~
含放射能-ナトリウムー塩化物泉 19.6℃
バルブをひねると、冷たい冷泉がドバドバ出て来ます。
加温は、スイッチ操作で行いますよ。
(最小限の火力の蒸気が出るので、加温するまで時間がかかります)
外の露天風呂です。
カルシウムの膜が浮いていますね。
加温装置が無いので、冷たい冷泉のままです。
内湯もぬるめで体も暖めにくいので、入るのが厳しいですよ。(笑)
笑っちゃう位です!!
貸切家族風呂形式なので、自然の中でゆったりと楽しめますよ。
巷で噂の3号泉は、このあたりに・・・
【お問い合わせ先】
池田ラジウム鉱泉
放泉閣
0854-83-2833
日帰り入浴営業時間
9:00~17:00
定休日 不定休
料金 500円
島根県は、本当に魅力的な温泉が多いです!!
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源泉かけ流し温泉の素晴らしさをより多くの人達に伝える事で・・・
無形文化遺産となった和食のように、
日本の綺麗な水を大切にする風土が育まれるように管理人は願います。
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