【四国地方の温泉】
火山が発達していない為、源泉温度低めです。
ほとんどが、アルカリ性の硫黄の冷鉱泉ですね。
愛媛県は湯之谷温泉・・・
徳島県はケーブルカーに乗って行く祖谷温泉・・・
実は穴場の良質な温泉が多い高知県は【山里温泉】
の浴感の素晴らしさが最強です。
四国の温泉と言えば・・・
道後温泉館が有名ですが・・・
循環湯の為、館内見学のみをおススメしていますよ。
四国で一番の泉質の温泉は、高知県の山里温泉です!!
須崎から、少し山に入った位置にあります。
(意外と車で行き易い)
もの凄く吠えますが、結局は歓迎してくれますよ。(爆)
自慢の露天風呂は、少し歩いて渓流に下りて行きます。
手作り感満載な小ぶりな浴槽に、
大事に加温した源泉がかけ流されていますね。
毎日入れ替えて、新鮮な状態を保っているそうです。
(後で女将さんに聞きました)
とにかく素晴らしい浴感に圧倒されます!!
ずっと長い時間、体が喜びまくりますよっ!!
(冷鉱泉最強)
いつまでも入っていたい衝動にかられてしまいます・・・。
この気持ち良さは、自分の中のベスト10に軽く入りますね~。
湯使いの大切さを、改めて思い知りました。
浴槽に注がれる加温の源泉の味は、ほのかな硫黄の味がします。
カランから出る冷鉱泉は、苦くない程度の濃い硫黄の味と香りがしますね。
~山里温泉の泉質~
単純硫黄泉 17.2℃
渓流も近くに見えますよ~。
写真では分かりづらいけど、少し青っぽい色をしてそれも綺麗です。
脱衣所と1つしかないカランも、板で仕切ってあります。
じっくり入浴に集中できますよ。
十分暖かかったので、レバー操作はしていません。
湯温も調整できるのも素敵ですね~。
ありそうで無かった、押し花の泉質分析表です。
こういうアソビ心は大好きですね。
国道から少し入った場所なのに、自然満載です!
ご機嫌で次の温泉に向かいました~。
【お問い合わせ先】
山里温泉 0889-46-0029
日帰り入浴営業時間
11:00~17:00
10:00~10:50のみ
貸切もあり 5000円
定休日 水曜日
(通院の為の臨時休業アリ)
料金 700円
次も高知県の温泉を紹介しますよ。
須崎から四万十町から山に入ると・・・
大正温泉があります。
距離の割りには、道路が走り易くて遠く感じません。
(国道439号線に入ってからの行き過ぎ注意!)
橋を渡って、トンネル手前を左折します。
(看板は中央の小さい赤白のモノ)
のどかな風景ですね~。
街灯ひとつない良い環境の中にありますよ。
番台のおばちゃんは、ちょうど食べ物をいれちゃったようで・・・
口にモゴモゴさせながら出迎えてくれました。(笑)
長湯して帰る時は、100度のお辞儀をして見送ってくれました。
(日帰り入浴なのに)
シンプルに内湯のみです。
左の蛇口からは冷鉱泉で、
右の蛇口からは60度位まで加温されています。
しっかり加温されているので、
九州の温泉みたいなパワーある雰囲気が四国でも味わえます。
よく温まって、汗もしっかり出ますね。
ぬるめの冷鉱泉に長時間つかるとまた、浴感が良いです!
アルカリのヌルヌル感も強くて、元々の源泉の質が良いのでしょう。
~大正温泉の泉質~
ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉 18℃
見た目は、普通の蛇口ですが・・・
加温のパワーが凄くて、熱いのが好きな人はたまらないでしょう。
誰もいない時は、好きな泉温に出来るのも魅力ですね。
湯上りにくつろげるソファーもありますよ。
パワーがあまりに凄すぎるので・・・
『湯当たり注意!!』です。
【お問い合わせ先】
大正温泉 0880-27-1330
日帰り入浴営業時間
13:00~20:00
(5月~9月は21:00まで)
定休日 不定休
料金 500円
四万十川名物の沈下橋の風景に愛車を溶け込ませてみました。
車内からみるとなかなかの迫力ですよ~。
今度は、徳島県で一番泉質が良い温泉を紹介します。
有名なのはケーブルカーで行く、いや温泉ですが・・・
一番のおススメは、松尾川温泉です。
場所はいや温泉の手前にありますよ。
いや温泉の手前とはいえ、十分山奥にあります・・・
自炊で宿泊出来るしらさぎ荘の前でパシャリ♪
温泉施設は、新しくて綺麗ですよ~。
~松尾川温泉の泉質~
単純硫黄泉 25℃
浴感は、とにかくツルツルのトロトロ感が抜群です!!!
(四国最高級)
アルカリ性ですね。
ちょうど、嬉野温泉の嬉泉館の浴感にそっくりです。
美肌にはかなり良さそうですね~。
一緒になったお爺さんが松尾川温泉で磨いたツルツル肌を自慢してくれました。(汗)
確かに、自慢したくなる位のありえないツルツル具合でしたよ。
自分も温泉入りまくって磨いたツルツル肌をお返しをしておきました。(謎)
温まり具合は、最初は地味ながらも・・・
気づいたらポカポカ温まってしまう感覚ですね。
【お問い合わせ先】
松尾川温泉
0883-75-2322
日帰り入浴営業時間
10:00~20:00
定休日 水曜日
料金 510円
さらに奥に車を走らせると、ケーブルカーに乗って行くホテルいや温泉があります。
あまりに凄い渓流なので、ケーブルカーで下りて行きます。
渓流がグッと近づいて来たら、大きな露天風呂があります。
~ホテルいや温泉の泉質~
単純硫黄泉 38℃
加温無しのそのままなので、夏は湯当たりの心配が無く快適ですが・・・
涼しい季節は、ちょっと寒いですよ~。
ただ、気泡があり肌に泡付きあるせいか、泉温の割りには温まる印象です。
硫黄の濃さは、ほのかな香り&苦味が無い程度ですね。
渓流のドーンと迫力の音を聴きながら入る露天風呂は、気持ち良いですよ~。
渓流に負けない勢いで、ドバドバと源泉がかけ流されていますね~。
アルカリ性なので、少しヌルヌル感もありますよ。
長湯したので、上がった後が長時間ポカポカして気持ちよかったです。
とにかく圧倒的な湯量と秘境の自然が魅力の温泉ですね。
ケーブルカーの待合室です。
(冷暖房完備)
秘境の渓流ですが、携帯電波は入ります。(凄)
寒い季節に長湯していたので、帰りは一人きりでした・・・
ケーブルカー内部でも傾斜が凄いです!!
【お問い合わせ先】
ホテルいや温泉
0883-75-2311
日帰り営業時間
7:30~18:00
(17:00受付)
定休日 無定休
料金 1700円
四国で一番有名な道後温泉は、残念ながらの循環湯・・・
愛媛では、湯之谷温泉がかなり好みでおススメですよ。
湯之谷温泉は、登山家に愛されている石鎚山のふもとにあります。
歩き遍路道が敷地内を通っているそうですよ。
(田んぼの真ん中だけど)
新しい銭湯風味の温泉施設ですよ~。
レトロモダンな良い雰囲気ですね。
のれんをくぐれば、いよいよ浴室です。
手前がぬる湯で、奥の広いのが熱め、右がサウナで、
サウナの手前に冷鉱泉という構成になっています。
~湯之谷温泉の泉質~
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉 18.4℃
いつも入浴客で賑やかなので、閉店ギリギリのタイミングで撮影に成功しました。
とにかく、サウナが大人気です!!
普通に入ると、手前のぬる湯が適温で、大きい浴槽が熱い位なんですが・・・
サウナ手前の冷鉱泉に入ってから、熱い浴槽に入ると・・・
【ちょうど良い!!】
温冷の交互浴が抜群に気持ちが良いです!!
いろんな温度で、冷鉱泉を楽しめるのでそれも魅力です。
あと、カランのお湯も冷鉱泉を沸かしたモノでした。(過去)
今では、普通の水道水です。(残念)
手前のぬる湯です。
つかみはここで♪
小さいですが、メインの冷鉱泉です。
絶えず強い水流で出続けていますよ。
ほのかに硫黄の香りがしますね~。
管理人的の気持ちよい入浴のコツは・・・
下アゴと口のギリギリまでしっかりつかります。
5分以内に脳ミソの芯までカッキンカッキンに冷える感覚になりますよ!
(病みつきの快感)
本当に冷たいので、くれぐれも体調に注意です。
閉店後の帰りに撮影したので、廊下の電気が消えています・・・
【お問い合わせ先】
湯之谷温泉
0897-55-2135
日帰り入浴営業時間
8:30~22:00
(21:30まで受付)
(水曜 10:00~16:00)
定休日 無定休
料金 400円
※銭湯風な雰囲気ですが、宿泊もできますよ。
(管理人が泊まりたい宿のひとつです)
温泉施設内のカフェゆるりでは、美味しいランチも楽しめます。
インテリアも素敵で、さらに美味しく感じられますね。
旧浴槽を利用した、イベントホールもありますよ。
別料金の休憩室まであります。
ゆったり一日がすごせてしまいますね・・・。
宿泊編です。
今回は、雰囲気のある離れですね。
情緒を感じる廊下から洗面所・・・ と続きます。
部屋もトイレも綺麗ですね~。
食事は、伊予の素晴らしい食材をふんだんに使っています。
肉も魚も野菜もみんな美味いっ!!
四国の素晴らしさが堪能出来るでしょう。
シメの鯛飯と出汁の効いた吸い物も素敵です。(溶)
愛媛県で、一番雰囲気の良い温泉が・・・
石鎚山温泉の京屋旅館別館の歓喜庵さんです。
愛車でこの石畳を走らせるとガタガタ地獄で、ある意味歓喜しちゃいますわ。(爆)
建物の造りからすでに趣きありますね~。
繊細さとダイナミックが混在した玄関です。
雰囲気の良さに歓喜しながら奥に進んで行くと・・・
浴室とご対面です。
~京屋旅館別館 歓喜庵の泉質~
含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉 16.4℃
白濁した珍しい温泉です。
この日は、従業員の方とご一緒しましたが・・・
源泉の冷鉱泉の状態では透明で、沸かすと不思議と白く濁るのだそうです。
粉っぽさが凄くて、足元もザラザラします。
口に含んでも粉っぽさを感じる位ですよ。(凄)
じわじわと温まるので、長湯向きです。
色の濃さ程、体は喜びません。
療養泉に使うのは厳しいですね。
(あくまで雰囲気重視)
管理人としては、湯之谷温泉とセットで楽しんでもらいたいと思います。
湯上りにこのソファーでくつろぐと、歓喜しちゃう事間違い無しです!
【お問い合わせ先】
歓喜庵 0897-59-0522
営業時間 11:00~20:00
定休日 不定休?
料金 600円
今治藩の湯治場の鈍川温泉でも循環湯が多いです。(泣)
その中なら、鈍川温泉ホテルのみおススメできますよ。
浴槽に向うエレベーターの中にこんな表示があります。
循環湯ですね。
それでも・・・
入ると塩素臭や味をみても毒を感じる苦味は感じませんでした。
確かに、鮮度の良さは感じないかも・・・。
鮮度の良さの違いを言葉にするのは、難しいです。
浴感で判断します。
循環湯ながら、この表示がなければ・・・
源泉かけ流しじゃないの?
と、思えるので、敢えて紹介しています。
湯気で撮影厳しい大浴場を通り越して、渓流沿いの露天風呂に来ちゃいました。
~鈍川温泉の泉質~
単純温泉 22℃
(ラドン含有量多い)
広島の某ローカルテレビで鈍川温泉は、
PH9.9のヌルヌル美人湯と紹介してましたが・・・
浴感は、特にドラマも無くサッパリしてます。
特別な個性は感じられません。
ヌルヌル感は、↑の松尾川温泉の方が圧倒的ですよ。
ただ、温まった後の汗が全然ひきません。
(1時間程度の入浴で)
源泉かけ流しのフィーリングですね。
湯上りは、肌のツルツルを感じますよ。
源泉が勢い良くなみなみと注がれるのは、圧巻です!!
温泉成分で、木の浴槽が黒っぽくなっております。
【お問い合わせ先】
鈍川温泉ホテル
0898-552280
日帰り営業時間
6:00~17:00
定休日 不定休
料金 500円
四国で一番オシャレな源泉かけ流し温泉と言えば・・・
高知市街から隣町にドライブ感覚で行ける・・・
温泉Cafe湖畔遊でしょう。
玄関までのアプローチも素敵ですね~。
食事しながら綺麗な景色を楽しめますよ。
ピアノまで置いてあります。(凄)
泊まっていないのに、温泉入る前にリッチな雰囲気での朝食は貴重ですね。
浴槽も美しいですよ。
大理石風呂と岩風呂が日替わりで楽しめます。
~湖畔遊の泉質~
ナトリウム-塩化物冷鉱泉 24.5℃
ほのかなしょっぱさを感じるお味です。
塩化物で、体も温まる印象ですね。
内湯なのに、開放感ある景色も素敵ですよ。
内装が黒っぽく統一されているので、日差しの明るさがより引き立ちます。
隣にも露天の浴槽がありますね~。
飲める・・・
みず風呂ですね。
豊かな自然を感じられますね~。
温冷交互浴する事で、快適な浴槽を長時間楽しめますよ。
休憩所もオシャレですね~。
犬好きの人は、外側に出ると会えますよ。
高知市街からアンパンマンミュージアムに向かって走り・・・
国道195号線からが分かりづらいので、入るポイントをパシャリ。
(手前に看板あります)
【お問い合わせ先】
温泉Cafe湖畔遊
0887-59-4777
営業時間
温泉11:00~19:00
(土日20:00まで)
カフェ9:00~19:00
(土日20:00まで)
定休日 金曜日
料金 750円
(土日850円)
さらに高知の魅力ある温泉を紹介して行きます。
四万十川の河口近くにある、四万十温泉山みず木です。
雰囲気あるロビーはこちらです。
上から愛車を見ちゃったりして~。
温泉までのアプローチが超個性的な空間になっています。
ライブが出来ちゃいますね~。
温泉とは、違う別世界の空間ですね。(独特)
~四万十温泉 山みず木の泉質~
ナトリウム・カルシウム-塩化物冷鉱泉 25.8℃
味も塩分&鉄分がほのかな味わいですね。
絶景の露天風呂ですが、お湯に浸かっていると絶景は見えません。(残念)
体感温度は42℃あたりなので、この温度は衝撃です。
成分が濃いと思われます。
それが露天風呂で楽しめるので、長湯できますね~。
薪を燃やすボイラーも温泉に行くまでに見えます。
実は、高台にあるので景色はかなり良いのです!!
行き帰りの坂道がちょっと大変です・・・
異空間な温泉を楽しみたいならば、かなり良いスポットですね!
【お問い合わせ先】
四万十温泉 山みず木
0880-34-9155
日帰り営業時間
12:00~19:00
(金、土、日のみ営業?)
定休日 不定休(要確認)
料金 500円
四国から渡って行ける中国地方の温泉はこちらのボタンからですよ。↓
源泉かけ流し温泉の素晴らしさをより多くの人達に伝える事で・・・
無形文化遺産となった和食のように、
日本の綺麗な水を大切にする風土が育まれるように管理人は願います。
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